「ありがたい」

前回の続きで、「ありがたい」についての考察を書いてみます。
「ありがとう」は、してくれたこと、やってくれたこと、あったことについて、自分が良かったと感じたときにいうお礼の言葉。
それに対して、「ありがたい」はお礼の意味もありけど、それよりも、現在進行形という感じに思うけどいかがでしょう。それから、「ありがたい」を使うのは、自分が良かったと思うことだけではないように思います。都合の悪い事や面倒なことにも使えます。そこに「ありがたい」の深みを感じます。

ありがたいを漢字で書くと「有難い」もしくは「有り難い」です。
ある方は、
「今生きていることだけでも奇跡だ」
という意味でとらえてました。「有り難い」つまり、有ることの難しさと受け止めている方もいました。
確かに、なにか災害や事故のニュースを見聞きすると、被災者や被害者が特別に不幸な目にあっていると思いがちです。でも、私たちが生きていることの奇跡に目を向けたことがあるでしょうか?
平穏無事でいることの有り難さ。これだけ多くの車が走っていますから、道を歩いていて、ハンドルを切り損ねたり、信号を見間違えて赤信号をスピードを出したまま走る車があってもおかしくありません。それが、今の今までちゃんと生きている。朝、送り出した家族がなにかで帰らぬ人になることもないとも言えません。
嫌な事があったときは何かのせいにしますが、なにもないことに感謝をする方は少ないでしょう。
まさに生きることは有り難い、生きているだけでありがたい。

それから、「有難い」という時は、難が有るとも読めます。
人間は成長したいというのが本能。
赤ちゃんは、生まれて寝返りさえ打てない状態なのに、そのうちにはいはいをし、立ち上がり、やがて歩き出し、走るようになります。誰にも教えてもらっていないのに、なんでもやってもらっていたほうが楽だと思うのに、わざわざ自分で立ち上がり、歩き出し、自分でいろんなことをやろうとします。
それはまさに、本能です。成長したいというのが人間の本能。
ならば、どういう時に人は成長するのでしょうか?
無事…事が無い状態ではどうでしょう。人はぬるま湯につかりきった状態では成長しません。
なにか成し遂げるような人は必ず逆境を乗り越えています。また、大きな病気になってから、障害をもつようになってから、大きく人生が変わる方もいます。大切な人を失って初めて、人の痛みがわかる大人になります。
難は人を成長させます。いろんな技術も発展します。問題があるということは、問題ではなく、発展や成長のために必要なものになります。
そうすると、難が有るというのは、ありがたいことです。

山あり、谷あり。人生楽ありゃ苦もあるけれど、後から来た者に追い越されたりもして、悔しい思い情けない思いもするけど、生きているだけで、ありがたい…。
そう心から思えたら、苦しみが一切なくなるのでしょう。
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だなぁ

「ありがたい」
悟りましたね♪
確かにその通りだと思いました。
それと、人間としての成長はまさしく障害というものを受け入れ気付いた人に与えられる宝物だね。
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プロフィール

くるりん 村上

Author:くるりん 村上
日本人が元々もっている内照するような感覚を日常に取り入れてみると、自分を客観視することができ、自分の考え方の癖に気がつき、見えてこなかった真実に気がついてきます。私たちのほとんどは、自分の人生を自分の足で歩いていないのです。世間体とか周りの人たちとか、みんな…という誰かの価値観の中で生きています。でも本来私たちは愛の存在であり、愛に包まれています。だから、私たちはもっと自由に自分らしく生きても、いいのです。
くるりんでいうところのインナーチャイルドとは?
ホームページはこちら。
http://kururin.wix.com/p-kururin

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