満員電車で①

最近は、毎日ぎゅうぎゅう混みこみの電車で通勤しています。
大変な反面、地上を走っている場所では、朝日が見え、お天気によっては富士山が見え、そして遠方にスカイツリーがみえます。それに女性専用車両なるものがあるので、身長の低い私にはとても助かります。満員電車で周りが男性ばかりだと、二酸化炭素ばかり吸うことになってしまうからです。まぁ髪の毛の長い方の髪の毛パンチはちょうど顔にくらってしまうのですが…。
できれば、荷物を置く棚ももう少し低くしていただけると楽なんですが、届かない私は毎日大きな荷物を持っているので、辛いですし、周りの方にも申し訳ないです。しかし、届かないのです。
つり革も腕いっぱい伸ばすので、結構辛いです。…が、健康ぶら下がり器的に背中が伸びるので、ついでに肩のストレッチをしたりしてます。荷物が重いので負荷がかかりすぎることがあり注意が必要ではありますが…。

さて地下鉄は特に混雑がひどくいろんな方がいて、いろんな場面に出くわします。
今朝は、ある駅についたときに年配の方の品のある声で
「大声で叫ばなければいけませんよ」
という声が右側のドア付近から聞こえてきました。
みると、立っていた位置と反対側のドアが空いているが、この駅で降りる人はなく、またたくさんの人が乗ってきているので、どんどん反対側に押しやられて身動きができない若い子がいました。

それを見かねて声をかけたのでしょう。
その表現がステキだなって思いました。
「降りる人いま~す。」と自分が声をかけるでもなく、知らん顔するでもなく、「なにやってんだか」と文句をいうでもなく…
「大声で叫ばなければいけませんよ」と、凛とした声で毅然としかし優しさがある声でその子の背中を押すようにかけた言葉。自分で切り開くのよ!的な自発性と自立性を促す言葉にはっとさせられました。

その直後に「おりま~す!おりま~す!」と大きな声で何度も言いながら無事に降りていった若い子。
その後自分から声をかけて降りることができるでしょう。
そして、「満員電車はたくさんの人がいて怖い」から「自分を見守ってくれている優しい人もいるんだ」という思いへと変わり、今までよりずっと緊張しなくてもよくなったんじゃないかなって思います。そう考えるととても嬉しくなってしまいました。

「今日はいい日だな」
って思っていたら、次の駅で乗ってきた人の怒鳴り声が左側から聞こえてきました。
今の品のある声が聞こえてきた方向とは逆の方向です。

「冷たい風は止めて!冷房は止めて!」という怒鳴り声がずっと聞こえてきます。
それまでの電車はほんわかあったかい感じでしたが、なんかそういえば急に車内が寒く感じられます。
その声はその後「本当に寒いんです~。止めてください~。」って懇願するような感じになり、その人の恐れを感じました。おそらく知的障害者で言えば止めてくれると思っているようです。そして見えませんでしたが、近くの人が気持ちを落ち着けようと話をしている感じでしたが、寒いそして誰も止めてくれないという思いでいっぱいのようでした。
その人にはこの満員電車がとても恐ろしい場所に思えているのだなぁって思いました。

同じ電車の同じ車両だけど、その人によって感じ方は全く違うのだな、見えている世界は全く違うのだなって改めて考えさせられる出来事でした。同じ電車に居合わせ、同じ体験をしているけど、また人によって捉え方が違うのだろう。またその捉え方により、見える世界が違うのだろうとしみじみ思いました。

>>つづく

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プロフィール

くるりん 村上

Author:くるりん 村上
日本人が元々もっている内照するような感覚を日常に取り入れてみると、自分を客観視することができ、自分の考え方の癖に気がつき、見えてこなかった真実に気がついてきます。私たちのほとんどは、自分の人生を自分の足で歩いていないのです。世間体とか周りの人たちとか、みんな…という誰かの価値観の中で生きています。でも本来私たちは愛の存在であり、愛に包まれています。だから、私たちはもっと自由に自分らしく生きても、いいのです。
くるりんでいうところのインナーチャイルドとは?
ホームページはこちら。
http://kururin.wix.com/p-kururin

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