発達障害について…その3

先天的でないけど、発達障害的にみえるときの一つの原因に、親の学習法をそのまままねてしまった赤ちゃんの場合がある。大人の発達障害は最近言われ始めたことで、本人も周りも気がつかないままのときもある。そうすると、親の学習法は修正されないまま、赤ちゃんへと引き継がれる。

それから、両親のコミュニケーションをそのまま学習した場合もある。会話がない、否定的、相手の話を聞かない…というパタンをそのまま取り入れてしまった場合もある。家族全体が人との付き合いが極端に少ないと、修正する機会もないまま、大人になるだろう。

そのほか、あまりにも心労があり、集中していることができず、そう見えてしまうこともある。

以上は、私が日ごろの学習と臨床から感じたことで、専門家の見方とは違うかもしれない。
大切なのは全く未経験な赤ちゃんが獲得した学習法によって、日々起こることに対する理解の仕方が異なるということで、どちらもいいとか悪いとか、正しいとか間違っているとかではないと思う。
人との違いは、個性にもつながるからだ。
でも、本人が生きやすいかどうか、本人が幸せかどうかは、とても重要だ。

今の日本のように、違いを排除するような、違うことでいじめられるような風潮では、生きにくいと感じる方のほうが断然多いだろう。とくに、本人も家族も発達障害と気がつかないまま、生きずらさを感じているとしたら…。わかってもらえない孤独感、伝わらないもどかしさもあるし、頑張っていることがわかってもらえないし、本当に辛いと思う。

発達障害がわかれば、その子の得意不得意を見ながら、専門家によるいろんな訓練もできる、自分も周りも、接し方も伝え方も変わるし、違うことを感じていることも理解しやすくなる。

その1で書いた通り、『発達障害』ときくと、『知的障害』と混同させてしまいがちである。だから、それまでの人生をそれなりに、特に優秀な成績という評価を受けて生きてきた大人が、「自分は発達障害かもしれない」とか「家族が発達障害かもしれない」と思うことはなかなかできないことかもしれない。
でも私は、現実をきちんと受け入れてしまうことで、乗り越えられる辛さもあるのではないかと思う。

それから、大切なのは、自分と違うやり方、とらえ方、学習法があり、どちらにもメリットとデメリットがあると理解することではないだろうか。どちらかのやり方に合わせるのではなく、お互いが学びあう、補い合う、お互いが理解しあうよう努力する、そして違いを認める、できないことやそのつもりがないのに傷つけてしまっていることを許しあう…ということを学ぶことではないだろうか。

私は、発達障害の子のいるお母さん方のお話から、親の教師としてこの世に降りて来たのでなないか…と感じている。
なぜなら、優秀な子を持つご両親より、より多くのことを子育てから悩み、悩みを通じて学んでいるご両親が多い。
夫婦のあり方もより協力し合い、信頼しあう関係になっていく方が多い。
子供から学ぶことは多いが、親が学ぼうとしないと、辛くなっていくだろう。以前の私のように。

続く
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くるりん 村上

Author:くるりん 村上
日本人が元々もっている内照するような感覚を日常に取り入れてみると、自分を客観視することができ、自分の考え方の癖に気がつき、見えてこなかった真実に気がついてきます。私たちのほとんどは、自分の人生を自分の足で歩いていないのです。世間体とか周りの人たちとか、みんな…という誰かの価値観の中で生きています。でも本来私たちは愛の存在であり、愛に包まれています。だから、私たちはもっと自由に自分らしく生きても、いいのです。
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