沢井駅からの、ビビり梅野木峠越え

前回は、高水三山についてでしたが、その続きです。

青渭神社で気力が出て、沢井駅前のベンチで持ってきた塩パンとミカン缶を食べて、パワーが出てきて元気になったら、もうちょっと歩けるかな…という気持ちになってきました。

「そうだこの辺に沢の井を作っている酒造があるんじゃないか?」と思い出し、お土産でも見ようかな、河原に降りていってもいいかな、
とか
地図を眺めながら、こちら側からも日の出山までのアクセスルートがあるなとか、考えていました。

そうは言っても、気力はあるけど、立つと足ががくがくと、膝が笑っているし、さすがにもう、山頂まで山道を歩く元気はないので、アクセスポイントだけ確認しに行こうかなと思い立ちました。


登山口は思ったよりわかりにくく、見つけるまで、30分~1時間探し続けることもあります。
ということで、多摩川のほうに降りていくことにしました。
通りにでると、なんや人がたくさん歩いている…。
ん?沢の井園?なんだろう?と降りていく。
利き酒や工場見学もあり、いわばお酒のビアガーデンのような雰囲気もあり…。
今日はちょっと人もたくさんいるし、私も大荷物をもっているので、素通りしましたが、橋を渡っているときに川沿いを見ると…。
川べりで遊んでいる人たちもいる!

これは大人も子供楽しめるのではないか!

s_034.jpg

今度は、沢井駅に降りるコースを考えようなか?

で、ぽてぽて歩いて橋をわたる。あれ?トイレがあるから、この辺に築瀬尾根分岐ルートの入り口があるはず…しかし、向こうの歩道だな?

信号で渡って、階段らしきものを上がってみるが…どう見ても行き止まりだ。
戻って、さらに進む。
進みながら地図を確認してみると、もう向こう側だったようだ。

戻るのも面倒なのでさらに進む。つるつる温泉まで続く林道があるはず。
しばらく行くと、あった!

しかも舗装された道路。山道だと自信がないけど、これなら行けるかな?地図では3時間くらいの距離。
車道なら暗くなっても大丈夫だし、なにより、温泉からのビールが待っている。あとはバスに乗って帰れるし…。
途中築瀬尾根ルートの入り口も確認できるし、行けそうだったら行ってみよう。
わかんなくなったら、戻ればいいし…。

ということで、行ってみようと歩きだしました。
人気のある高水三山と違い、こちらは人の気配はありません。
まぁ、せっかく自然に触れにきているのに、わざわざ車道を歩く人もいないかも。
ちょっと行くとゲートがありました。

「通行止め?」

と思いましたが、良く見ると「車両通行止め」です。で「クマ目撃情報」の注意書きがあり、ここを行く時の注意が書いてありました。
なので、大丈夫だろうと、ゲートの脇のスペースから入りました。もちろん熊鈴を出して!
あたりはひっそりとしています。人の気配がないからか、山道よりもなんか落ち着いた空気です。

橋の下から、人数名の楽しそうな声が聞こえてきます。
そういえば、ゲート近くに車が止めてありました。
河原で水遊びを楽しんでいるのでしょうか?

それ以降人の気配はまったくありません。
それだけに、物音がすると、「クマ目撃情報、注意」の看板が浮かんできます。
ひえ~、ここで出くわしたら、見通しが良すぎて逃げも隠れもできないぞ!
どんどん心細くなってきます。

それに、万が一なんらかの犯罪に巻き込まれても、誰にも気が付かれないではないか!
様々なニュースや映画のワンシーンがいろいろ浮かんできます。

人がたくさんいた高水三山や沢の井園では、家族連れやカップルの中に、一人居て、「いいなぁ」と寂しさを感じ、今度は誰も人のいないところで、また寂しさを感じ…。どうも、連休の行楽地は私の中のさびしんぽが顔を出してきます。

しかも、いろいろ想像しては、恐くなって、余計心もとないような寂しさに襲われます。
山道では、道が狭いといろいろ想像して恐くなり、舗装された林道では、またいろいろと想像して恐くなります。
勝手に想像して恐くなるのが私の趣味なのではないか…と思われるくらい、頭の中は忙しく思考が働き続けます。
音がしなければしないで恐くなるし、音がすればするでまた、びくびくあたりを見回します。
もしだれかが見ていたら、私のほうが不審者に見えたでしょう。

そんな感じで1時間半あるいたころでしょうか?カーブから何かがでてきました。
なんと、自転車に乗った人です。自転車で峠越えをしてきたのでしょう。結構距離ありますよ。
たしかに道は舗装されているし、自転車好きにはいいかもしれません。というか、延々と数時間自転車をこいで降りないわけでしょ?好きでないとできないですよね。いや~、すごいな。歩きであれば、疲れたら止まることもできるけど、自転車は降りれないもんね。ほんと、すごい!

しばらくいくと築瀬尾根ルートの入り口を見つけました!
ということは、ここで半分?今更戻るのも嫌だし、さらに人の気配のない道を歩いていきます。
鈴の音と、声高らかに歌う鳥の音だけが響きます。
周りを見渡すと、少しずつ景色が広がってきます。峠に近付いているということでしょうか?(そう願いたい!)

山々が連なる景色に魅了されつつ、さらにクマがでないか不安も増します。
そして道はさらにうねうねしてきます。少しだけうれしいのは、勾配が多少、緩やかになったことでしょうか?

意外と急な坂でした。ここでブレーキ効かなくなったらこわ~!っと、また余計なことを考えます。
そんな内面と裏腹に山々を見下ろす景色は最高です。しっかし、こんなにぽこぽこしているんだから、登ったり降りたり起伏が激しいのがわかるな~。

そういえば、山でクマを見かけたことあるけど、離れていたし特に恐いと思わなかったといっていた人の話しを思い出しました。
クマ=恐いと思っているのも、もしかしたらインチャ?
だって恐くない人もいるわけだし…。

などと考えているうちに、またゲートが見えてきました。

15:28、梅野木峠に到着。いや~、車道は地味に疲れる。
しかし、ずっと木陰だったので、それほど暑くなかったのが良かった。
それにしても、かなり遠くまで展望できる見晴らしの良さ!
カメラではうまく残せないだろうな…。
ということで、目に焼き付けることにしました。しばらく景色を堪能。

すると、バイクで登ってきたお兄さんが…。そうこっち側はこのゲートまで車で来れるのです。
バイクの写真を撮っていましたが、当然、「撮ってもらっていいですか?」となる。
峠にバイク…そりゃ~気持ちいいよね。

写真を撮って、下山しました。
ここからつるつる温泉まで2,700m。登ってきた約半分の距離です。
つるつる温泉前にあるおみやげ物屋さんまだやっているかな?
試食させてもらった『そばふりかけ』がおいしかったので、買いたい、なによりソフトクリームが食べたい。
でもたぶん、営業時間は17:00だったけど、早く閉まることもあるようだし…。

と考えながらぽてぽて歩いていると、今度は、自転車で登ってきたお兄さんとすれ違う。
さっきの下っていた余裕な感じで「こんにちわ」とあいさつをしていったお兄さんと違って、登りのこの方は、もう必死!
そりゃそうです。結構勾配もきついし、ずいぶんと登って来た後だし。ここまできたら、自分との戦いなんだろうな…。
それから20分くらい歩いたころでしょうか?

後ろから、バイクのお兄さんが降りて行きました。
ちょっとしてから、今度は自転車のお兄さんが降りてきました。
そして私は、さらにぽてぽて歩きます。
そして見えてきましたつるつる温泉!

16:10 おみやげ物屋さんもやってました~!
豆乳ソフト、ゲットだぜ~!
そばふりかけも購入できました。

s_044 (1) 

1日中一人山の中を歩いてきた私は、お店のおじさんといろんな話しで盛り上がり、その後は待望のつるつる温泉です。
風呂上がりのビールを飲み終えた頃に、ちょうどバスがきました。

s_046.jpg 


仕事抜きでほんと、ゆ~っくりできました。久々に自分の内面にもゆっくり向き合えました。
ほんと充実した一日でした。心底くたくたになるまで歩きました。登山靴で車道を長く歩いたので、足の裏にマメが数か所できて赤くなっていましたが、温泉にゆっくりつかったら、良くなっていました。

山の神様、ありがとうございました。
またよろしくお願いいたします。

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プロフィール

くるりん 村上

Author:くるりん 村上
日本人が元々もっている内照するような感覚を日常に取り入れてみると、自分を客観視することができ、自分の考え方の癖に気がつき、見えてこなかった真実に気がついてきます。私たちのほとんどは、自分の人生を自分の足で歩いていないのです。世間体とか周りの人たちとか、みんな…という誰かの価値観の中で生きています。でも本来私たちは愛の存在であり、愛に包まれています。だから、私たちはもっと自由に自分らしく生きても、いいのです。
くるりんでいうところのインナーチャイルドとは?
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