治る人と治らない人の違い

今日は骨折をした人、2人の話を書きたいと思います。
自分はどちらのタイプだろうと、照らし合わせて読んでみてください。

1人目は60代女性で、ひどい事故で全身骨折、腕や脚は複雑骨折で生存を危ぶまれたが、なんとか一命を取り留めました。
超長時間の手術を終え、目を覚ましたときには、足の長さが4cmも違っていたそうです。腕も数か所複雑骨折をしていて、将来的に日常生活を送るのは無理だろう、一生車いすだろうと誰もが思っていたそうです。というか、ICUから出られるかどうかという状態だったくらいなので医者からは、命があっただけでも…といわれていたそうです。

その女性はもともと活発で、多趣味でいろんなところに出かけるのが好きでした。また、家事、とくに料理が大好きだったので、好きなものを自分で料理できなくなるのが嫌でした。得にひどく骨折をしたのが右手でしたが、包丁を使えなくなるのは、絶対に嫌だと思ったでしょう。
絶対に動けるようになりたい…って思ったそうです。

そして、リハビリが始まりました。
長い時間ICUにいて動くことができなかったので、筋肉は縮小し、関節は凝り固まり、動かすと激痛が走ったそうです。
でもそこで、患者先輩の方に言われたアドバイスを思い出し頑張ったそうです。

「リハビリで先生に関節を動かしてもらう時に、絶対に痛いと言ったり、痛そうな顔をしてはだめ。早めの時期に関節を動かさないと一生動かなくなる。リハビリの先生も人間だから、痛そうな顔をすると知らないうちに手加減してしまうから、そうしたら、もう、もとに戻らないからね。今までのように動けるようになりたかったら、どんなに痛くても我慢して平気な顔をしているのよ」と、言われたそうです。
リハビリは思ったよりも痛く、激痛が走り、悲鳴を上げそうになったけど、必死に我慢して、笑っていたそうです。

まぁ70近かったから、医学的には絶対に歩けるようにならないし、料理や家事などは無理と言われていました。
でも、今は、1人で電車で都心に出ることはできませんが、杖をついて近所を歩くこと、家事を普通にこなすことができるようになりました。もちろん包丁も使えます。
叔母が入院していた、大学病院の救急病棟はかなりの重症者が運ばれてきますが、本当に奇跡だとびっくりしていたようです。

もう1人は60代男性で、若い時はスポーツ万能で、60歳過ぎてからも、原チャリに乗って現役で仕事をするような体育会系の人で、体力には自信があった人です。
でも65歳くらいのときに、柿の木から落ちて、大たい骨を骨折し1カ月入院しました。
まじめにリハビリに通っては、「こんなに大変なんだ、こんなに痛いんだ」と、優しいリハビリの先生に愚痴をこぼしては、「そうかそうか」と聞いてもらってました。若い人であれば問題なく普通に歩けるようになるだろうが、年よりだし、そんなに痛がっているならと、無理なリハビリはしなかった…というより、するように言っても、「でもこんなに痛いんだ、本当に辛いんだ」と言うばかりで、そこをなおたてつつなんとかやらせたという感じだったようです。
奥さんは、本当はもう松葉つえなしでも歩けるはずなのにねと、私によくこぼしていました。

退院後も彼は松葉つえをつき、ビッコをひいて歩いては近所の人に、同じ愚痴を聞いてもらうのが日課でした。なにしろ、ちやほやされるのが好きでした。
ビッコを引くことで、今までと比べものにならないくらい近所の人には「どうしたの?」と声をかけられ、話を聞いてもらえるようになりましたが、足が痛いと言ってはあまり動かなくなりましたので、体力も急激に衰え、外にも出ることもできなくなり、結局、たまにくる娘や孫に同じような愚痴、若い時の自慢話をすることしかできなくなりました。
行けばちやほやされていた、大好きな銀行通いもできなくなり、そうこうしているうちに、結局本当に歩けなくなり、自分から人に会いに行くことができなくなってしまったのです。
最初は気の毒に思っていたご近所の方も娘たちも、毎回行くたびに同じ愚痴をこぼすので、結局盆と正月に娘たちがくるくらいで、だれも来なくなってしまいました。

さて、この女性と男性は同じくらいの年に骨折をしています。 体力的なところをみると男性のほうが治る確立はたかったと思います。でも男性は歩くことができなくなり、女性は歩けるようになりました。傷の治り、骨の付き方も女性のほうが断然良かったようです。

では、たまたま叔母の担当になった医者やリハビリの先生が特別良かったのでしょうか?私はちょうど2人の介護をしていましたので、その違いを目の前で見てきました。私は両方のリハビリの先生を知っています。どちらも、大きなリハビリの先生でむしろ、祖父のリハビリの先生は腕がいいと有名な人だし、担当の医者も県外からもわざわざ治療にくるような優秀な先生でした。
叔母の担当の先生は、一生懸命だけど、まだ若く、経験の浅い先生でした。

この女性は「治るためにはどうしたらいいか…」と考えて行動しました。
この男性は「今辛い状況を理解してほしい、わかってほしい」と思ってまわりの人に訴えていました。

関わる人は、「どうしたらいいか考えて行動する人」には、具体的な治るための方法を教えることができますし、彼女はそれをやるでしょう。
「今のつらい状況をわかってほしいと訴える人」には、その愚痴を聞くことしかできませんし、アドバイスをしたとしても、彼はアドバイスにお礼は言うけど、やらないでしょう。そして、また次の日に同じことを訴えるでしょう。

治る人、治らない人、すべては、その人次第なんですね。

あなたは、この男性のタイプですか?
それとも、この女性のタイプですか?
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くるりん 村上

Author:くるりん 村上
日本人が元々もっている内照するような感覚を日常に取り入れてみると、自分を客観視することができ、自分の考え方の癖に気がつき、見えてこなかった真実に気がついてきます。私たちのほとんどは、自分の人生を自分の足で歩いていないのです。世間体とか周りの人たちとか、みんな…という誰かの価値観の中で生きています。でも本来私たちは愛の存在であり、愛に包まれています。だから、私たちはもっと自由に自分らしく生きても、いいのです。
くるりんでいうところのインナーチャイルドとは?
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